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もっとして♡

第3章 淫乱家庭教師♡

彰也side

ガンッ…

やっぱりな、殴られると思った。

グイッ

倒れ込んだ俺の胸元を掴んで、爽と同じ目線に合うまで持ち上げた。

爽「ハッ…俺が探し回ってるとき、兄貴はコソコソ会ってたのか。そりゃいいご気分でしたでしょーね」

爽の冷たい目が俺を捉える。

あぁあ。マジで怒らしちゃった。

ってか、春が俺に会ってくれてたのはイチャイチャしたくてじゃなくて、単に相談したかっただけだと思うが…。

彰「でも今思うとあの時会いたくなかったなぁ」

爽「んだと?喧嘩売ってんのか!!」

あら?余計に怒らしちった。
でも、ホントの事だし。

彰「あの時会わなけりゃ俺だってもう一回より戻そうって言わなかったし、そこで断られる事もなかった訳だし。春が好きな人がいるって知らなかった訳だし〜」

そう。少し前に春と偶然会った時、俺は思い切ってより戻そうって言って見事に惨敗。

挙げ句の果て、好きな人がいると。

もぉ、俺泣きそうなんだけど。

誰か記憶消せるならあの記憶消してくれ〜〜!!

爽「…す、きな人…?」

爽がさっきまでえげつない程強く掴んでた俺の胸元を放した。

彰「あれ?春からまだ聞いてねぇの?…あぁだって正体隠してたわけだからなぁ。仕方ねぇか。」

納得。うん。

俺は1人頷きながら納得していたが、

爽「誰だよそいつ」

またしても爽は俺を睨みながら聞いてきた。
いや、半ば脅し?恐喝?命令?

春「ああ〜もう///そんな事どうでもいいでしょ//」

突然春が間に入って止めてきた。

言われるのが嫌なのだろう。

しっかし、顔赤くしちゃって〜♡
やっぱ春は可愛い♪

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