
もっとして♡
第5章 シェアハウスのお兄ちゃん
愛「ぅんーっ!取れないぃー!彪にぃ取ってぇ!お願い!」
彪「はぁ…分かった」
俺は必死に取ろうとしてる愛海に近づく。
愛「ありが…きゃっ!!!!」
ドサッ
愛海が足を滑らせて俺の胸に飛び込んできた。
ムニュ
あ…やべぇ。
愛海の胸の感触が服が少し邪魔だが感じる。
全裸の愛海を抱きしめてる状態。
彪「……おい、大丈夫か?」
俺は抱きつきながら俯いたままの愛海に問いかける。
愛「う、ぅん//////」
そう返事をするとゆっくり俺から離れた。
俯いたまま胸とアソコを隠しながら。
愛海の顔は俯いたままでも分かるくらい赤く染まっていた。耳までも真っ赤。
パサッ
俺はさっさとバスタオルを取って愛海の頭に被せた。
彪「俺も風呂入りてぇから早く出てこいよ」
愛「……………ぅん////」
俺が言った言葉に凄く小さな返事をした。
それを聞いて俺はリビングへ入った。
ドサッ
ボスッ
ソファーの傍に鞄を置いてソファーに腰をおろした。
彪「はぁ……今のはないだろっ/////」
好きな女が全裸で抱きついてきたんだぜ?
よく、我慢したよ…俺。
愛海は俺らの事、兄として見てるみたいだけど俺らは女として見ている。
しかも俺ら4人幼なじみだけど、1度も好きな女が被ったりはしなかった。
そんな俺らが初めて好きな女が被った。
それが愛海。
まぁ、気付いてないみたいだけど。
でもまだ俺は言うつもり無い。
フラれるのが目に見えてるから怖いってのもあるけど。
俺、今まで女に対してこんなに臆病になつまた事が無かった。
フラれる怖さとか、嫌われないか不安になる事とか…
女に不自由しなかった俺はそんな事味わったことも無かった。
女に飽きたら簡単にその女をフッて新しい女を作ったり、何股もかけたり…
今思えば、本当に酷い事したと反省してる。
だって気持ちがわかるから。
愛海が俺の知らない事を教えてくれた。
愛海が俺を変えてくれたんだ。
俺はしばらく愛海の事を考えていた。
