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もっとして♡

第5章 シェアハウスのお兄ちゃん

愛海side

今、数分の間に何が起こったのかさっぱり分からない。

ただぼーっとしていると、フワリと香る彪にぃの匂い。

あぁ、このバスタオルからだ。

クンクン…

うん、彪にぃの匂い。

結構あたし、この匂い好き。
何か落ち着くんだよね…。

って、思わず嗅いでしまった。
何かあたし、変態みたいじゃん(汗)

でも、まさか彪にぃがバスタオル貸してくれるとは思わなかった。

だって普通、人に自分のバスタオル貸したりする人ってあんまり居ないと思うよ?

ほんと、彪にぃは優しいな。

そう思いながら、あたしはそのバスタオルで体を拭き始めた。

ガラッ

あたしは脱衣所を出て2階に上がり自分の部屋に入った。

バタン

あたしの部屋は階段上がってすぐの左側の1番手前。

着替えてるとき、ふと思った。

あたし、裸を見られたよね。

でも、彪にぃ全然顔赤くしたり、動揺したり、取り乱さなかった。
驚いた顔はしたけどさぁ~

…………あたし、色気無いのかな?


うぅ…何としてでもあのクールでポーカーフェイスの彪にぃの赤くなった顔を見たい!!!

愛「いい事思いついた♪」ニヤニヤ

あたしは付けた下着を外して編み編みのへそ出しタンクトップを着て、ヒラヒラの超ミニスカを履いた。

これで迫ったら流石にあの彪にぃでも動揺するよね?

愛「クスッ…どんな顔するだろ…」ニヤニヤ

あたしはニヤニヤしながら階段を降りた。



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