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もっとして♡

第5章 シェアハウスのお兄ちゃん

智「どうしたの?そんな物足りない声出して。もっとして欲しいの?」

愛「…ぅん。」

コクリと首を縦に振りながら小さく返事した。

智「じゃあ、これからは晶にぃじゃなくて智晶って呼んで!」

愛「わかった…だから…」

早くキスして。

智「クス…そんな誘う目しないでよ。俺、止まんなくなっちゃうから。」

チュッ…クチュクチュ…

あぁ、このキスだ…。
気持ちイイ…///

クチュクチュ…

ギュッ

あたしより背の高い智晶の服を掴んで、積極的に自ら舌を絡めた。

智「!!」

智晶は一瞬驚いた顔をしたが、すぐにもっと上手いキスをしてきた。

あたしの口の中を細かいところまで刺激しながら犯していく。


クチュクチュクチュ…

クチュッ。

しばらくして、やっと口を離したあたし達。

智晶とあたし口の間には透明な糸がひく。

プツリ

愛「…はあっ///」

糸が切れたのを見届けると、智晶を見た。

智「クスッ……そんな顔で男を見つめちゃダメだよ?」

そう言ってあたしの頬に手を添える。

晶にぃ…じゃなかった。智晶は余裕なんだ…。
あたしにこんな事しといて…

ってか、智晶は何であたしにこんな事したの…?

まぁ、それを拒まないで逆に積極的になったあたしに強くは言えないけど。

でも、わかんないよ…。

だって智晶には周りに綺麗な人なんていっぱいいるし…。

智「……夜、俺の部屋においで。」

愛「ッ…///」

智晶はあたしの耳元でコソッと言ってリビングから出ていってしまった。

あたしはいつもと違う智晶の色っぽい声や表情にドキッとしてしまった。

しばらくぼーっとしていたが、ふと時計を見る。

あぁ、もうこんな時間!

ダメダメ!!!
ご飯作らないと!!!!!


あたしは急いで料理に取り掛かった。


ってか、さっきいつも智晶は「僕」なのに「俺」になってたな……

何でだろ?

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