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もっとして♡

第5章 シェアハウスのお兄ちゃん

カチャカチャ…
ジュ-ジュ-…

愛「………よし!でーきた!」

コトッ…コトッ…コトッ…

あたしはダイニングテーブルにできた料理を並べていく。

んーOKだな。

後はお兄ちゃんたちを起こすだけ。

あたしはソファーに近づく。

愛「ご飯できたよ~!!!起きて~!!!彪にぃ、隼にぃ、羽宇にぃ~」

あたしは一人ひとりさすって起こす。

彪「…んんっ…ふぁ~ぁ」

彪にぃがソファーから欠伸をしながら起こす。

羽「…んんーっ!!おは…よ!?」

羽宇にぃも伸びをしながら起きたけどあたしを見て固まってる。

そう言えば、彪にぃも固まってるな…

…………なぜ?

隼「…眠みぃ~!!ってお前……」

あら?バカ隼も固まってる。

愛「……何?」

あたしは首を傾げる。

隼「お前さ、何で下着も服装もエロいの着てんの?」

……………は?


愛「……何で隼が下着知ってんの?」

隼「そこに放ったらかし。」

そう言ってソファーのそばを指さす。

…………………NOォォォォオーーーΣ(゚д゚lll)

驚愕。

馬鹿だ、あたし。
バカ隼より馬鹿だ。

何、下着置きっぱなしにしてんだYO!!

バサバサッ

あたしは急いで下着を脱ぎっぱなしの服でくるんで抱える。

愛「そ、それでエロい服って何よ…」

隼「だから今着てる服とか……普通さ男の前でTシャツ1枚とか…いつも男の前でそんな感じなわけ?」

愛「うん。」

あたしはコクりと頷いた。

ってかT逆にシャツ1枚だけじゃダメなの?

なんて思っちゃうあたし。

隼「うん。って………お前、俺らに襲われたいわけ?」

はあぁ!?何でそうなるのよっ!!!

意味がわからん。

愛「そんな訳ないし。

まぁ、もし狙ってしてるにしても、絶対ぜーったいバカ隼には抱かれたくないし、襲われたくないもんねー!」

あたしはそう言ってケラケラ笑った。

隼が何て言い返してくるか楽しみにしてたら……



隼「…じゃあ……俺じゃなきゃダメになる様な身体にしてやるよ…。」


そこには真剣な、でもどこか色っぽい…そんな表情をした隼にぃがいた。

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