
もっとして♡
第5章 シェアハウスのお兄ちゃん
うまく言えないけど、自分の知ってる隼人にぃじゃないように思えてきて…
愛「隼人には、いつもの明るい隼人でいて欲しい。ってか、そうじゃないと困る。」
気づかぬうちに、この時は感極まって、呼び捨てで呼んでしまっていた。
隼「…………っべぇ。」
ポツリと放たれた言葉にあたしは隼人にぃの胸から顔をあげようとした。
が、
グイッ
強く後ろから引っ張られてヨロめいた。
その時少し見えたのが、口元を片手で隠して目線をあたしと反対の方に向けている隼人にぃの姿だった。
そして、微かに…
微かに頬が赤くなっていた気がしたのは、気のせいではないだろう…。
トンッ
あたしを引っ張った張本人に身体が当たった。
愛「…は、う…にぃ…?」
あたしは張本人を見て固まった。
何でって?
それは……………怖すぎて…。
だって、凄く怒ってる羽宇にぃが目の前にいるから。
普段あまり怒らない羽宇にぃ…。
ここまでキレてる羽宇にぃを見たのは初めてかもしれない。
羽「少し2階で休め。」
一言そう言うとお姫様だっこされた。
愛「きゃっ!!…は、羽宇にぃ!あたし、1人で歩けるって///」
生まれて初めてされたお姫様だっこにテンパるあたし。
仕方ないでしょ!!?急に男の人にされたらテンパるに決まってるよ!
にしても、恥ずかしい///
お、降ろしてよぉ〜
しかし、あたしの想いは届かず。
羽宇にぃは止まることなく、あたしを抱えながらリビングを出て2階へ向かった。
愛「隼人には、いつもの明るい隼人でいて欲しい。ってか、そうじゃないと困る。」
気づかぬうちに、この時は感極まって、呼び捨てで呼んでしまっていた。
隼「…………っべぇ。」
ポツリと放たれた言葉にあたしは隼人にぃの胸から顔をあげようとした。
が、
グイッ
強く後ろから引っ張られてヨロめいた。
その時少し見えたのが、口元を片手で隠して目線をあたしと反対の方に向けている隼人にぃの姿だった。
そして、微かに…
微かに頬が赤くなっていた気がしたのは、気のせいではないだろう…。
トンッ
あたしを引っ張った張本人に身体が当たった。
愛「…は、う…にぃ…?」
あたしは張本人を見て固まった。
何でって?
それは……………怖すぎて…。
だって、凄く怒ってる羽宇にぃが目の前にいるから。
普段あまり怒らない羽宇にぃ…。
ここまでキレてる羽宇にぃを見たのは初めてかもしれない。
羽「少し2階で休め。」
一言そう言うとお姫様だっこされた。
愛「きゃっ!!…は、羽宇にぃ!あたし、1人で歩けるって///」
生まれて初めてされたお姫様だっこにテンパるあたし。
仕方ないでしょ!!?急に男の人にされたらテンパるに決まってるよ!
にしても、恥ずかしい///
お、降ろしてよぉ〜
しかし、あたしの想いは届かず。
羽宇にぃは止まることなく、あたしを抱えながらリビングを出て2階へ向かった。
