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甘いキスを永遠にー番外編ー

第3章 寝てる間に

「お父さん!」


「しーっ、お母さん寝てるぞ」


手洗いを済ませた海はまだ元気だ。


麻実の寝姿に気付き、今度は小さな声で


「公園行ってきていい?」


と聞いてきた。


「ああ、行ってこい。暗くなる前に帰って来いよ」


「はーい、行ってきます」


海はパタパタと玄関を出た。


元気なヤツだ。


俺もちょっと疲れてソファーに横になり瞼を下ろした。






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