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禁断兄妹

第7章 二回目の絶頂


「痛くしないから‥‥中で出したりしないから‥‥っ」


お兄ちゃんは挑むように私を見据える。


「‥‥いいだろ‥‥?」


すうっと細くなった切れ長の瞳

心臓が鷲掴みされたみたいに
胸がぎゅうっと締めつけられる。

魔法にかかったように
目が逸らせない

お兄ちゃんの磁力に引き寄せられて
絡めとられて
身動きもできない

気がつくと私は
無意識に
頷いていた。

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