無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「はあ‥‥っ」


深く感じ入るように
大きく息を吐いた柊

その熱い息が花びらに吹きかかり
互いの近さを肌で感じて
身も心も震える。

先端から下へと向かって隙間なく口づけてゆくほどに
愛おしさは高まり
花びらの奥には疼くような快感が生まれる。

柊にも
もっと感じて欲しい


「どうしたらいいの？こう‥‥？」


両手で挟んだ太い幹をさするように上下に動かしながら
舌を出し濡れた先端を舐めると
柊はうめき声をあげた。

口に広がった味は
血や汗のように
人間の身体から出たものの味

決して美味なものではない
けれど
命の味がする
そう思った。


「ああ萌‥‥上手だよ‥‥十分だ‥‥」


柊が感じてくれている

その喜びに
柊の上に滴り落ちてしまいそうなほど感じて
両手を動かしながら
くまなく愛撫する私の息も
喘ぐように荒くなっていく。


「たまらないよ‥‥俺も萌が欲しい‥‥」


浮いていた私の腰が
柊の両手に捉えられ
ぐっと下へと引き下げられたかと思うと
縦溝をつうっと舐めあげられて
そして中へと差し込まれていく
熱く濡れた舌


「ああんっ！」


びくりと跳ねた腰
しっかりと固定されたまま
柊の親指が私の花びらを淫らに押し開き
舌先は更に奥へと進む。


「ンうッ‥‥！」


ねっとりとまとわりつく快感
既に熱くなっている身体は
再び絶頂へ向かって押し流されそうになる。


「待って柊‥‥だめ、ちゃんとできなくなっちゃ、う‥‥っ」


がくがくと足が震え
力が抜けてしまう
柊の両手に支えられていなければ
私の下半身はとっくに崩れ落ちている。


「一緒にって、言ったじゃないか‥‥」


「う、うん」


中も花びらも存分に舐め尽くされながら
高く鳴き
息を切らし
私も必死に柊を愛撫する。

口に含もうとしたけれど
大きくて
歯を当ててしまいそうになって上手くできない

もどかしい
どうすればいいの

できるだけ大きく口を開け
やっと先のほうだけでも包むことができた時
舌の上で柊自身がびくびくと波打った。


「うっ‥‥萌‥‥」


荒々しい息遣いの中
甘苦しく私を呼ぶ声

もっと感じて柊

更に深く含もうとした瞬間
剥き出しのクリトリスが柊の口に含まれ
強く吸い上げられた。


「‥‥ッ！」