テキストサイズ

禁断兄妹

第92章 禁兄 The Final~Love Never Dies~②


「‥‥はあっ、はあっ、はあっ」


止めていた呼吸を一気に溢れさせた萌
肩で息をしている身体を包むように抱いて
呼吸が落ち着くのを待った。


「すごかった‥‥すぐイっちゃった‥‥」


腕の中で息も絶え絶えに呟く萌
顔を覗き込むと
そんな自分に戸惑っているように瞳を揺らす。


「ごめん、萌が可愛すぎて一気に責めたからだ。でも、萌の身体も感度が高くなってるな」


「うん‥‥怖いくらい感じちゃった‥‥」


「怖がらないでもっと感じて。乱れる萌が見たい」


もう少し休ませようと思っていたのに我慢できなくなって
俺は萌の乳房に両手を伸ばし
柔らかく握りこんだ。


「あんっ!」


ぶるっと震えた萌
しっとりと汗に濡れ
手のひらに吸い付くような乳房

その大きさと重みを確かめるように
下から持ち上げるように揉みあげ
紅く尖り切った先端を摘まみあげると
萌は熱い吐息を漏らした。


「はあっ‥‥柊ッ‥‥」


「綺麗だよ、萌」


指先を絡めじわりと締めつけながら
その先端をほじると
萌は甘苦しく眉をひそめ
切なく息を乱す。

その姿があまりにも綺麗で淫らで
もう挿入れずには
いられない

責めあげた胸を解放した俺は
昂る気持ちのままに萌の腰を捉えて
膝立ちになった。


「今度はこんな風に‥‥いいだろ‥‥?」


「うん‥‥来て、柊」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ