テキストサイズ

禁断兄妹

第10章 時は流れて


東京の都心
駅から歩いて十分程の立地のマンション

北海道から東京に引っ越してきた時に
会社が用意してくれたマンションを出て
今年父さんが購入した。

ホテルのようなセレブっぽい嫌味なマンション
父さんの稼ぎの象徴

俺には未だに
自分の家という感覚はなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ