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禁断兄妹

第14章 地獄への入り口


でも俺は
とにかく早く父さんと二人で話がしたくて
うずうずしていた。

俺はこの日をずっと待っていたんだ

萌には悪いが
できれば今日のところはもう切り上げてもらいたいくらいだ。

俺は
全く頭に入ってこないテレビに視線を向けながら
じりじりと
夜更けを待った。

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