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禁断兄妹

第3章 告白、そして指で‥‥



明かりの消えたリビングにお兄ちゃんの姿はない。

まだお風呂みたい

私はほっとしてソファに飛び乗ると
テレビをつけた。

たまに見てる音楽番組
ちょうどアイズが歌い始めた。

わーい、やったあ

思わず口ずさんじゃう。

二曲目はこの前発売されたばかりの新曲
私も勿論持ってるし振り付けも完璧。

ご機嫌で一緒に歌っていると


「楽しそうだな」


「!」


いつの間にか
お兄ちゃんがリビングのドアのところに立っていて
可笑しそうにこっちを見ていた。

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