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禁断兄妹

第3章 告白、そして指で‥‥



きゃっ!

目が合った途端
びくんと震えてしまった。

や、やだ‥‥


「う、うん、だってアイズが出てるんだもん」


私は動揺を悟られないように
なんとか平静を装った。


「ああ、萌の好きなアイドルな」


お兄ちゃんは普通の調子でそう言って
笑った。

あれ
全然普通だ

やっぱり昨日のことは
夢だったのかな

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