禁断兄妹
第16章 悪戯 ※※柊side※※
指先に
熱い湿り気
俺は一瞬
射精しそうになった。
濡れてる
下着の上からでも濡れているとわかる
暗闇だから尚更
指先でなぞっていくだけで
まるでこの目で見ているかのように
少し膨らんで開いた花びら
熱く潤んだ窪み
全てありありと感じる。
俺はまるで
指先が俺自身になったかのような快感に支配されながら
萌の可愛らしい割れ目に
夢中で指を這わせた。
クリトリスに指が届かないのが
ひどくもどかしい
でも下着は
確実にさっきよりも濡れてきている。
萌
眠りながらも感じてるのか
それとも
起きていて
寝たふりをしてるのか
でも
もうどちらでもいい
もっと感じさせてあげる
布越しなんかじゃなくて
ちゃんと前から直接触って
クリトリスを責めて
イかせてあげることだって
俺にはできるんだよ