禁断兄妹
第18章 犯されるって、言えば‥‥?※※柊side※※
左手で乳首をつまみ上げて
右手を萌の開いた両足の中心部へ
一気に滑らせる。
「‥‥ああんッ!」
びっしょりと濡れた下着
中指をクリトリスにあてがうと
上下に小さく動かし
布越しに刺激を与える。
萌は身体を強張らせて
腰を後ろに引こうと前屈みになった。
「あ、あう‥‥ッ!や、あ‥‥ッ!」
足元がふらついて
両手で電話台にしがみつく。
「‥‥言えばいい‥‥そう言ったじゃないか」
軽く擦っていた指に
少しだけ力を加える。
「んッ‥‥!」
閉じた唇の奥で悲鳴のような声を上げて
萌はびくん、と顎を上げた。
「最後のチャンスを逃したのは、萌だよ‥‥」
俺は両手の動きを止めずに
その顎の下から華奢な鎖骨へ
点々と唇を押しあててゆく。
「母さんにも言わず、逃げもしなかった‥‥」
「だっ、て‥‥っ!あ、やあんッ!」
「もう、俺は退かないよ‥‥」