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禁断兄妹

第4章 犯されるって、言えば‥‥?



「‥‥誰にも言わないから、やめて‥‥?」


お兄ちゃんは私の言葉を繰り返して
又フッと笑った。


「言えばいい‥‥そう言ったじゃないか」


意地悪な言い方をして
少し指に力を加える。


「んぅッ‥‥!」


「最後のチャンスを逃したのは、萌だよ‥‥」


反らした首筋に唇を這わせながら
お兄ちゃんが熱く囁く。


「母さんにも言わず、逃げもしなかった‥‥」


「だっ、て‥‥っ!あ、やあんッ!」


「もう、俺は退かないよ‥‥」

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