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禁断兄妹

第37章 永遠の愛を


光の粒が連なる水平線
穏やかな水面は日射しを乱反射してキラキラと輝く。

波打ち際
小さな貝殻を拾いながら
二人並んで他愛のない会話をしながらのんびりと歩く。

ふざけてお互いを海へ押し合って
波に靴を濡らす。

萌の笑い声が波音に溶けて
心地いい。

今年の夏は海に行かなかったという萌は心から喜んでいる様子で
その笑顔に胸が温かく満たされる。


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