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禁断兄妹

第40章 二人の守護者


まるで昨日のように
無言でたどり着いた家

ドアが閉まった瞬間
どちらともなく両手を伸ばして
俺達は強く抱き合った。

身体が覚えている
この愛おしい形

胸に抱いて
心の底から安堵する。

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