禁断兄妹
第41章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~バスルームで~
柊はバスタブの縁から立ち上がると
開けたままのバスルームの扉から腕を伸ばし灯りを消した。
それでも他の照明はついているから
曇りガラス越しのバスルームの中は充分明るい。
そのまま柊は私の前に膝をつくと
パンティに両手をかけた。
「あ、待って‥‥っ」
そんな風に脱がされるなんて
思わず一歩後退るけど
壁に背中がついて
静かに引き下ろされていくパンティ
「あ‥‥」
濡れて貼りついていたクロッチ部分があそこから剥がれ
糸を引くような感覚に震える。
「もうこんなに溢れさせて‥‥可愛い」
ため息混じりの甘い囁き
薄い茂みに柊の吐息がかかるのを感じて
更に火照っていく身体
汗が首筋を滑り落ちる。
柊は取り去ったパンティを他の服のように放り投げると
バスルームの扉を閉めた。
柊は上半身は裸だけれど
下はジーンズ姿のまま。
「俺はあれから一回部屋に帰ってシャワー浴びてるから、萌だけ洗ってあげる‥‥」