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禁断兄妹

第41章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~バスルームで~


柊はもう充分たまった浴槽のお湯を止めると
シャワーを手に取った。

お湯を出し自分の手にかけて温度を確かめながら
壁に背をつけたままの私の前で
さっきのように床に膝をつく。

絡みつくような視線を肌に感じて
呼吸さえ上手くできない。

昨日柊にはいっぱい裸を見られているけれど
やっぱりまだ
恥ずかしくてたまらない。

胸と秘所を隠すように
身体に巻きつけた両手に思わず力をこめると
柊は目を細めてふっと笑った。

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