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禁断兄妹

第41章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~バスルームで~


私の心の声が聞こえたかのように
柊がふっと顔を上げた。

思いがけず視線が絡んで
胸がぎゅっと締めつけられる。

柊の熱っぽい瞳がすうっと淫らに細くなって
喉仏が上下に動いた。

その瞳に私を捕らえたまま
柊は私の左足を掴んで
床についてる自分の太ももの上にそっと載せると
更に膝の内側を押して
角度を広げた。


「え‥‥だめ‥‥」


まるで
秘所を柊に見せつけるように開かれた身体

こんなの
無理‥‥っ

私は首を横に振った。

でも
柊も熱い視線を私から離さずに
首を横にゆっくりと振った。


「‥‥触るよ‥‥」


滴る愛液を手のひらに受けるように
私の両足の間へ伸びた柊の大きな手が
ついにそこへ
静かに押し当てられた。

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