禁断兄妹
第41章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~バスルームで~
私の言葉に
柊は傾けた顔を妖艶にほころばせた。
「変じゃないさ‥‥いい身体だ。最高に可愛くて、最高にいやらしい‥‥俺の萌‥‥」
微笑んだ柊の身体が伸び上がって
軽く開かれて舌が覗く唇が
私の唇を柔らかに奪う。
絡め取られた舌が甘く吸われて
身体が更にじんと痺れて
あ‥‥
イきそ、う‥‥
柊の手はほとんど動いていない
花びらに押し当てられたまま
深く口づけられているだけ
でも
すごく感じる
昨日
この身体の一番奥に埋め込まれた
柊の愛の記憶
何度も揺らされて絶頂に導かれたそこが
痛いくらいに
熱い