禁断兄妹
第41章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~バスルームで~
口づけられながら
息がどんどん上がっていく。
苦しい
そう思った瞬間
柊の唇が離れた。
「‥‥どうした?」
身体全体で荒い息をする私の目を
額がつきそうなほど近くで柊が覗きこむ。
大人の柊には
どうせ何も隠せない
「イきそう、なの‥‥」
泣きそうになりながら素直に言葉にしたら
柊は燃えるような瞳を細めて
ごくりと喉を鳴らした。
「本当に‥‥いい身体だ‥‥」
押し当てられていた柊の手のひらが
一瞬引き下がる。
次の瞬間
横に揃えた二本の指が
内壁を擦り上げながら
私の中へゆっくりと差し込まれて
同時に柊は
手にしていたシャワーから迸るお湯を
私のクリトリスにすぐ近くから当てた。