禁断兄妹
第44章 優しくしたいけど‥‥無理かも知れない~ベッドの上で③~
「んあっ、はあ‥‥ッ‥‥」
まるで溺れかけたかのように
大きく息を吸い込む萌
尚も動きを止めない俺に
強く顎を引きながら子供のように首を振る。
「だめ、それ‥‥っ、ゃあッ、もう、しゅ、う‥‥ッ」
「気持ちいい‥‥?又イきそう‥‥?」
「うん‥‥ッ、も、だめ‥‥っ、あんッ、ああーーー!!」
狂おしい涙声が
荒くなっていく息遣いと鳴き声にかき消される。
たまらない
理性が飛ぶ
「ごめん、我慢できない‥‥もっと深く挿入れる‥‥いくよ‥‥」
俺は挿入れたまま
萌の身体から頭一つ出るほど自分の身体全体を上へとずり上げた。
「ああッ!!」
押し上げられて萌の腰は浮き
両足は淫らに開かれて
天井へと向かって伸びる。
萌の道筋の角度とぴたりと合った俺自身が
萌の最奥に深々と突き刺さった。