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「お嬢様。」

第7章 どきどき

そうしてるうちに、

あっと言う間に夏休み前日。

お手伝いさんたちが

バタバタと荷物やらをまとめてる横で

龍太郎さんはのんびり

あたしとテレビを見ている。

「そういえば、明日のフライトってな」

「明日見送りはこなくていい。」

断言される。

「なんで見送りにいか」

「いい。」

なんだか冷たい。

最近あまり一緒に寝れてないし

寂しかったのに。

「わかったょ.......」

その日は一緒にベッドにはいる。

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