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「お嬢様。」

第10章 ゆうちゃん

ドキン

「お前、絶対に言うなよ!」

タバコを吸う手を止めて言った。

「んー考えとく。」

にやにやしながら言った。

俺、最低だよな。

とは思いながらも

なぜだか関係がズルズルなってた。

そんなときに

花蓮のお母さんから話がきた。

「婚約者になりませんか?」

ふふふ、と上品に笑う。

「正確には婚約者候補、ですわね」

こんやくしゃこうほ?

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