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「お嬢様。」

第10章 ゆうちゃん

16歳の誕生日から

男の子4人から素敵な男性をみつけ

17歳に婚約者をみつけ、

18の年で結婚するということだ。

なるほど。

「わかりました。受けましょう」

そのことを

なぜか時雨に言ってしまった。

しかも嬉しそうに。

彼女はかなり拗ねてたらしく

身体を委ねることもなく

その日は帰っていった。

「15年間の片想い、か」

なのに、結局

なにもできないまま辞退した俺。

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