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「お嬢様。」

第1章 ざわめき。

「ちょっと待った」

長身な彼が

あたしの肩に手をまわす。

「花蓮お嬢様は覚えてないかも、

だけど.......

一度撮影でお会いして以来

俺はずっと待ってたんだからな。」

あ、

もしかして

しーちゃんと優ちゃんが出した

雑誌モデルコンテストのとき

いたのかな?

いま思い出してもはずかしかったなあ。

「悪いけど」

一番大人な雰囲気がする

安西蓮も入ってきた。

「僕のジム設備がこちらで

使われることになったときに

ご挨拶にきて、僕も一目惚れだ」

な、

なんかすごいことに

なってきたんだけど!

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