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「お嬢様。」

第1章 ざわめき。

立食パーティーは

なんだか一斉に話しかけられて

とっても疲れた。

しかも明日は引っ越しだって。

何もしなくていい、って

言われたけど.......

ーーー

「お嬢様。」

一番あたしの近い

お手伝いさんの白石さんが

優しい声であたしを起こした。

「ん〜.......」

「お引越しがほぼ終わったそうです

お着替えだけなさって

お部屋をご覧に行ってらっしゃいませ」

引っ越しがおわった?

なんか荷物運んだりしなきゃ

だめなんじゃないの?

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