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「お嬢様。」

第2章 はじまり

登校すると

なぜだか井川家の伝統行事が

みーんな知ってる感じになってて

あたしが時雨を

チラッとみると

ささっと彼女は隠れては、

にやっと笑った。

「もぉ〜.......しーちゃあん.......」

恥ずかしいよぉ。

優ちゃんも大変だろうなあ。

授業もたんたんとすすみ、

昼休み前、

ぼけーっとしていると

なんだか廊下が騒がしい。

「きゃーーーーー!」

「かっこいぃぃー!//」

もしかして.......

もしかすると.......

「姫、お迎えにあがりました」

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