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「お嬢様。」

第2章 はじまり

いただきます、と

手を合わせて龍太郎さんと

並んでオムライスを頬張る。

「ぉっ!おぃしぃ〜」

あったかいトマトベースの

ソースがたまらない。

「姫、ついてる」

ーーー!

龍太郎さんの唇が

あたしの口元ちかくに触れた。

固まってしまうあたし。

それをみて頭の中に?をつくる彼。

「え.......もしかして」

そのもしかして、かもしれません。

「キス初めて、とかじゃ.......」

「////」

「うそ」

嘘なんてつきませーん!

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