テキストサイズ

「お嬢様。」

第2章 はじまり

「らっきー.......じゃあ.......」

龍太郎さんは

あたしの頬をぎゅっと

両手でおさえると

唇と唇をあわせた。

ーーー!

「んっ.......やっ.......//」

ファーストキス。

「いただき。」

小悪魔みたいに舌をぺろっとだすと

にこやかに笑う。

卑怯だあ!

「だってほかの婚約者候補に

とられたくないんだもん。

俺と結婚するわけだし?

初めても最後も俺でいーの。」

ドキッ

なに初キス奪われてドキッとか

してるの!あたし!

このひと、

優等生の塊かとおもったけど

強引で高慢なんだ!

意外と。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ