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「お嬢様。」

第4章 かたち

「よ」

頭をまたくしゃくしゃっとさせる。

「お邪魔してもいー?」

あ、どうぞと

あたしはお客様用のスリッパをだす。

「何か飲みますか?」

んーと唸ると

後ろからあたしを抱きしめる。

「きゃっ.......ちょ.......//」

「大丈夫。なにもしないよ今日は。

ただ、少しだけこうさせて?.......」

少しだけど

弱った声に聞こえたので

あたしは黙って抱きしめられてた。

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