テキストサイズ

「お嬢様。」

第4章 かたち

ーーん?

「光栄です」

蓮さんの声がする。

ぱっと後方をみると

蓮さんと龍太郎さんが握手をしてた。

「あっ.......//」

なんだか緊張してきた。

「花蓮、じゃあいこっか。

それじゃ、赤西様失礼します。」

あたしの右手をとって、

蓮さんの長い足は

ぐんぐん前に進んだ。

「まさか、赤西の坊っちゃんが

本気だとは、少し予想外だったかな.......」

とつぶやく蓮さん。



なんの話だろ?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ