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「お嬢様。」

第4章 かたち

「さてと」

昼ご飯はカフェでお洒落にパスタ。

それから、

映画にいって買い物にいって、



なんだかすごく充実してて

あっという間に時間が経った。

最後に

マンションの下まで送ってくれた。

「今日は楽しくて時間忘れてました」

もう時刻は7時。

「晩御飯、いっしょにしたかったな」

蓮さんは今から接待で

食事に行かなくてはならないらしい。

「ん、また今度ゆっくりしましょー」

「.......キスしていい、かな?」

へ?

「えと、それはあの、やっぱり、えと」

と言い訳してる間に

蓮さんが凄く近くにいた。

「あ.......ん.......//」

彼の鼻にあたしの鼻が当る。

長いキス。

「ちょっ.......かれんっ!」

道端で声かけてきたのは

優ちゃんだった。

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