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「お嬢様。」

第4章 かたち

「はっきり言わせてもらうけど

俺は誰にも姫を譲る気ないからな」

偉そうに、

龍太郎さんは足を組んで言った。

「それじゃ、花蓮の気持ちが.......」

不安そうに優ちゃんが

あたしを見る。

「姫は好きになるよ、俺を」

自信満々。

「姫は俺といたい、と想ってるよ」

な?

と凄く近い距離でいってくる。

キスされるんじゃないかって

ドキドキしてしまう。

「わかった。

花蓮がいっしょにいたいなら、

それでもいいだろう。

ただ、俺と勅使河原くんと

会ったり話したり

連絡をとってもいい条件は

のんでもらうよ?」

なんか、勝手に話が進みすぎて

わけわかんない.......

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