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夜の幕がゆっくりと開く

第1章 夜の幕がゆっくりと開く


ゆっくりとトッポの頬に手を添える。

顔を向けたトッポは、少し寂しげな目をしているが、明るい瞳でまっすぐに俺を見る。

愛することの意味を確かめるように、お互いに唇を重ねた。

「今日は、俺のためやなく、トッポのために…。」

深くしっかりと重ねた体が離れないように、強く抱き締めた。

新しい夜の幕がゆっくりと開く。
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