
それでも好きな人
第7章 過去と未来
拓真「…ッ」
美鈴「はぁぁぁ…あっ、あぁ…」
下から上へ
何度も突き上げられ
美鈴は倒れないよう拓真の首に腕を回し
必死に
しがみついた
そうした事でより一層、深く
深い場所で繋がった
拓真「…美鈴ちゃんの中…熱い…熱くて
どうにかなりそう…」
美鈴「あ、ぁっ…あぁ…」
拓真「あっ待っ…て…そんな締め付けら
れたら…我慢…出来ない…」
美鈴「ぁ…いいから…」
拓真「!?」
美鈴「…いいから…だから…」
拓真「…うんっ」
美鈴「!!」
次の瞬間
熱い物が美鈴の中に注がれた
その行為が何を意味するかわかっていた
もしかしたらまた…
だけど離れたくなかった
最後まで、最後の最後まで繋がっていた
かった
