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それでも好きな人

第8章 甘い味



香苗「…」

拓真「香苗?」

香苗「あっ、ご飯出来たから」

康太「先生、俺もうお腹ペコペコ」

香苗「美鈴は?」

拓真「ちょっと片付けに手間取ってるみ
たい、先に食べててって」

香苗「そうね、じゃあ温かい内に食べま
しょうか」

康太「賛成!!いただきます」

拓真「…」


せっかくの料理
冷めてしまったら勿体なく
美鈴を待たず温かい内に食べる事にした
しばらくすると
一階に美鈴が現れたが
ほとんどの料理が康太に食べられてしま
っていた


香苗「もう何してたの?」

美鈴「ちょっと…ね」

康太「お姉さんの料理、最高でほとんど
俺が食べちゃった」

美鈴「…いいよ…食欲ないし」

香苗「大丈夫?」

美鈴「平ッ…気…」

拓真「…」

美鈴「…ッ」


下半身の異変
バレないよう気をつけながら
自分の席に座り急いでご飯を食べた美鈴
座り方によって
飴玉が前後に移動し
美鈴の中で少しずつ溶けていった


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