無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

美鈴「…お腹空いた」


空腹に耐え切れず
重い体を起こし一階に降りた美鈴
一階には香苗が用意してくれていた料理
があった
クリスマスだけあって
豪勢な料理が…


美鈴「…お母さん」

母「何」

美鈴「ご飯、食べる？」

母「ありがとう、でも今日はいいわ」

美鈴「…わかった」


料理を取り分け
一人料理を食べた美鈴
テレビではクリスマスの特番が放送され
幸せそうな家族やカップルなどが
大勢
映っていた


アナウンサー「はい、こちらでは」

美鈴「…いいな…みんな…幸せそうで…
羨ましい…」


ニュース、バラエティー、歌
どの番組もクリスマス関連の事ばかり
流し目で見ながら
ご飯を食べ
その日は早めに眠った