それでも好きな人
第11章 幸せの結末
女将「本日はありがとうございました、
お忘れ物などないように、お気をつけて
お帰りください」
拓真「また来ますね」
女将「お待ちしております」
美鈴「…」
お昼過ぎには
チェックアウトを済ませ旅館を出た二人
電車の到着までまだ時間があった為
旅館の辺りの商店街を少し
探索する事にした
美鈴「見て見て、温泉まんじゅうだって
やっぱり定番だよね」
拓真「飲食可だって、食べる?」
美鈴「うんっ」
温泉まんじゅう
お土産の定番だったが
香苗に買って帰るわけにいかず
店内での飲食も可能なようで、おやつ代
わりに
一個ずつ
食べる事にした
美鈴「んっ~美味しい」
拓真「暖かいね」
美鈴「うんっ、熱々」
出来立て、蒸したて
この場でしか食べる事の出来ない
すごく貴重で、レアな温泉まんじゅうだ
った