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それでも好きな人

第3章 衝撃



美鈴「!!」


段々…
その手は服の中に…


美鈴「香苗…お姉…ちゃ、あっ…」

「…」


姿は見えない
だけど美鈴はわかっていた
そこにいるのが香苗ではなく拓真だと
拓真だと気づきながらわざと香苗の名を
呼んだ
香苗の名前を出せば
拓真も間違いに気づくと思った美鈴
だけど…


拓真「…美鈴ちゃん」

美鈴「!!」


名前を呼んだ
香苗ではなく自分の名前を
という事は
拓真は相手が美鈴とわかっていながら
美鈴の体に触れてきている
という事で…


拓真「…」

美鈴「んッ、ダッ…メ…だよ…」


肩や腕
背中を触れられながら
首元に頬を唇を寄せてきた拓真
相手は拓真
香苗、姉の夫だ
こんな事してはいけない、やめなければ
そう思うが体は思うように動かず
あろう事か美鈴は…


美鈴「…」

拓真「美鈴ちゃん?」

美鈴「…」


拓真の手に触れ
その行為を受け入れてしまった


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