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それでも好きな人

第4章 告白



美鈴「火の元OK、戸締まりOK」


火の元
戸締まりを確認し
部屋に戻り寝る準備をした美鈴
寝るにはまだ少し早い時間だったが特に
やる事もなく
心細さを紛らわすように
眠った


美鈴「…!?」


布団に入り
しばらく経った頃
妙な物音に気づき目が覚めてしまった
今、家には自分一人しかいない
一階から物音がするはず
なかったが…


美鈴「…誰だろう」


こういう場合
見に行かない方がいい気もしたが
興味本意から一階に様子を見に行ってし
まった


美鈴「…」


一階は真っ暗
だけど相変わらず物音が聞こえる
戸締まりはちゃんとした
だけど泥棒?


美鈴「…誰…か…いるの?」


警告するように
聞こえるか聞こえないかの声で
自分が気づいている事を相手に知らせた
泥棒なら
これで逃げてほしい
そう思ったが…


美鈴「…!?」


あろう事は
足音は美鈴の方に近づいてきて…


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