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それでも好きな人

第6章 喜びと悲しみ



香苗「…」

拓真「何、美鈴ちゃんの事?」

香苗「前に話してた男友達、その子って
本当にただの友達?」

拓真「そう聞いてるけど」

香苗「本当に?彼氏じゃなくて?」

拓真「友達だよ」

香苗「…」

拓真「彼がどうかしたの?」

香苗「ううん、ちょっと気になっただけ
気にしないで」

拓真「…」


お腹の子の父親
香苗は康太を疑ったようだが
美鈴と康太は本当にただの友達で関係は
ない
父親は一体誰なのか
香苗の父親捜査は振り出しに…


香苗「…」


そしてその夜
ついに事件が起きる…


美鈴「…痛っ」


深夜2時過ぎ
下腹部に痛みを感じ起きた美鈴
額からは冷や汗がじっとり滲み出ていて
妙な不安に襲われた美鈴
もしかしたら
お腹の子に何か…


美鈴「…いた…い…誰…か…」


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