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華のしずく~あなた色に染められて~

第25章 【花屑(はなくず)~華のしずく~】

 もしかして、秀継は自分に別れを告げに訪れたのかもしれない、寧子はふとそんなことを思った。
 寧子の眼からひとすじの涙が流れ落ちた。

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