テキストサイズ

華のしずく~あなた色に染められて~

第1章 【華のしずく】~出逢い~

 それは珠々に何とも言えない不快感を感じさせたけれど、躰を動かすことに限って言えば、珠々は嫌いではない。今はまだ朝も早いとあって、吹く風にわずかに涼しさが含まれているのが救いではあった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ