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「随分と怖いもの知らずの女子よの、信成殿も随分と風変わりで勝ち気な女を傍に置いていたものじゃ」
　流石の秀吉も半ば呆れたように肩をすくめた。
　珠々は小さく息を吸い込むと、秀吉に真っ直ぐな眼差しを向けた。
「それに、私の腹には亡き信成様のお子がおりまする。されば、身重の身にては、いかにしても秀吉様のお情けを頂くことはできませぬ」
「なに、身ごもっているとな」