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私ね、実は......

第13章 お泊り会8 ~朝~


そして、海に到着!!

「ヤッホォオオオーーーイ!!」

「正樹はしゃぎすぎ」

周りのお客さんに負けないくらい馬鹿でかい声で叫ぶ正樹に、春の冷静な突込みが入った。

「本当・・・。」

さすがのアユも、呆れ顔・・・。

「じゃ、とりあえず着替えてくるね」

「ん。じゃ、また後で」

男子2人に別れを告げ私達は、更衣室に駆け込んだ。









「あぁ・・・」

「どうしたの。そんな声出して」

「だってさぁ!!?」

いきなり、凄い顔で私に話すアユ。君はさっきから喜怒哀楽が激しすぎるよ・・・。

「昨日あんなに大きくしてもらったのにもうぺちゃんこ!!」

「・・・・」

アユの胸を見ると、昨日ちょっと大きかったはずの胸がまな板のぺチャンコになっていたのだった。

「やっぱ、マッサージってその日しか効果がないのかな・・・」

大きなため息をつきながら、水着に手を伸ばすアユ。

「でも、アイツは胸が大きい人が好きだって訳じゃないでしょ?」

「で、でも!!」

なんて討論会をしていると更衣室の向こうから二人の声がした。

「おーい!!何してんの?」

「早く海に入ろうぜ!!!」



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