私ね、実は......
第15章 海でのデート ~another~
「じゃ、どっちか長く泳げるかやってみるか!!」
「・・・。」
目をキラキラと輝かせ言う正樹。
「・・・アユ?」
「・・・あ、あのね」
実は、私正樹に言っていない事があって・・・。
「実は、泳げないの」
「・・・。」
「私、泳げないn))聞こえたよ?」
だって!!正樹が何も言わないから!!」
あー最悪・・・。此処まで言って、正樹に八つ当たりするなんて・・・。
「まぁ、泳げないのは仕方ないしさ、この際だから泳ぎの練習する?」
「え・・・いいの?!」
「まぁ、俺の地獄のレッスンに耐えれたらだけど~」
「・・・お願します」
まさか、正樹に泳ぎを教えてもらえるなんて・・。
ってか、正樹教えられるの?